【運命の寿命】

 
本来は右上の窓ガラスの外に、人を描こうとは思ってもなかった。
 
描いているうちに顔にみえてきて、それがなんともいえない笑みを浮かべていて。
頭より先に手が動く感覚で、気づいたら、ね。
 
ハンマーでたたき割ろうとしているのは当時の感情がとても反映している。
いつも目の前にある壁をぶちこわしたい。
 
必死にしがみついて、いいと思う。みっともないくらいにね。
 
 
誰かが言ってた言葉が忘れられなくて。
 
「運命は待ってくれない。」