
お通夜、お葬式、火葬。
目の前で亡くなっているひとがいて
出来事は淡々とすすんでって
みんなが泣いてて
わたしも涙がとまらなくて
でもそこで亡くなってるのが吉野おばあちゃんってことだけ
どうしても信じられなかった。
今でも。
受け入れなきゃいけなくても全く信じらんないんだ。
今年の2月、福岡の個展。
酸素チューブつけながら来てくれて、何度もギャラリーのなかをまわって
おばあちゃんこの絵が好きだなあって立ち止まってくれたりもしたよね。
メッセージ帳におばあちゃんが書いてくれた言葉で、
「あの世にいい思い出が出来ました」。
そのとき、おばあちゃんなんでそんなこと言うとー!って
みんな笑いながら複雑だった。
でも本当にあのときにあの場所で個展ができてよかったな。
おばあちゃん、ゆっくり眠ってね。ずっとだいすきで、ずっと感謝しています。