アトリエの端っこに立てかけてある。
絵に説明とか意味とか言うのって
ものすごく恥ずかしいことで、ものすごくもったいないこと
だと思うんだなあ。
いろいろ想いがある。
感じてほしい。
わたしは悲しいことや嬉しいことを口にすることができない
大人になってしまったんだ。
そのぶん抱え込んでいたものが絵に溢れてしまっている。
今、大きな作品をアトリエにこもって制作している。
孤高の画家のような生活をしている。
こんな日々が一生続くのが理想だなと思う。
現実は、他にもしなくちゃいけないことが山ほどあって
けどそれも全部この道をゆくための架け橋。