福岡個展の裏話。

kokyo

タイトル 【故郷】
右上の女性は、父方のおばあちゃん。
左下の女性は、母方のおばあちゃん。

本当はね、故郷での個展は、もっと数年後にしようと思ってたんだ。

けどね、母方のおばあちゃんが近年ずっと
入院と通院を繰り返していて、酸素チューブをして過ごしていて
あまり状態がよくない日が続いたんだ。

ある日、
「かなちゃんの個展までおばあちゃんがんばれるかな。。」
わたしの携帯におばあちゃんからこんな留守電が入ってた。

それからすぐ福岡のエルガーラのギャラリーに予約電話をした。

個展初日、おばあちゃんは来なかった。
家族も親戚も、おばあちゃんの状態を知ってるから暗黙の了解。
けど、その日におじいちゃんがきてくれていて、
帰ってからおばあちゃんに個展の話をしたんだって。
すごく行きたがってたんだって。

そして個展の最終日。
おばあちゃんがきた。

イトコたちと一緒に、酸素チューブをつけながら廊下を歩いてきた。
わたしと目があっておばあちゃんが笑った。
涙がとまらなかった。言葉にならなかった。

何度も絵を観てまわってくれてた。うれしかった。

不思議なもので、おばあちゃんたちは、
こっちが何かしてあげることよりも
頑張っていることを伝えるほうが喜んでくれる気がする。

たくさんの人にいっぱい恩返ししたいね。
そんなこと言えるほどじゃないけど。
まだまだまだまだまだまだ未熟者。これから、よ。

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